中学受験までの時間の使い方

自分のお子さんが中学受験をしたいと言い出したとき、親は、やっと勉強にやる気になってくれたかとうれしく思い、チャレンジさせるため勉強を頑張らせる努力をするかもしれません。
中学受験を受ける子供のほとんどは各学校で優等生であることが多いため、簡単に合格できるわけではありません。しかし、学校の成績がそこそこいいと、子供も親も、何とかなるのではと思いつつ、受験に向け勉強を開始することもあるでしょう。

小学4年生のころから希望の中学をしっかり決めて塾に通っている子供は、約3年かけて受験に臨みますから問題ないのかもしれませんが、子供の自主性はその頃にはあまり育っておらず、自分の意志で受験したいと言い出すのは高学年、5年生中ごろ、6年生になってからというケースが多くなっています。しかし、約1年で希望の中学に合格するためには、自己流で勉強していては全く時間が足りません。

中学受験の内容を見てみるとわかりますが、かなり難しいです。しかし、じっくりと中身を見てみると、教科書に載っていないことは基本的には出題されません。ただ、教科書に載っていても学校で習わないような、隅のほうに書いてあるようなことが、応用されて出ることが多いのです。学校の成績が良くても一瞬は「習ってない」と思うでしょうが、実は教科書に書いてあることなのです。学校の授業では時間がなくて、簡単に済ませていることが多いので、頭にあまり残りにくいこともあります。基本が出来ていることが、受験に合格する大前提ですが、その基本がなかなか難しく、教科書を隅々まで理解しておく必要があるのです。それが4年から6年まで、となると膨大な量になります。そうなると、受験までに自己流で勉強していると時間が足りなくなるのです。

費用はかかりますが、受験対策の塾に通って、勉強のコツ、テストのコツを集中的に把握しておかないと、例え希望中学に合格するだけの能力をもっていたとしても、時間が足りないということだけで、不合格になってしまいかねません。